◇思い出のカーディガン◇
2009年03月04日
今日も不眠症のわたしです(T▽T)次の日に予定が組まれるとなかなか寝付けません
そんななか
何十年かたったいまも
わたしの手元に
そばに
ずっといてくれる服があります
淡い緑のカーディガン
わたしが初めて親元を離れて
自分で選んだ服でした
いつもなにか自分のものを選ぶときは
親との相談でやっと決断して買ってもらっていました
大学に入って
親元を離れて、相談もせずに店に入るシチュエーションも初めての体験でした
お店に入ること自体そんなに珍しいものではなかったんですが
親がいないというのがとても新鮮で店のなかのものが輝いて見えて
自分も目をキラキラ輝かせていました(笑)
そのなかでなんだか目を引く服が一着。
でも手に取ろうにも躊躇してその場を行ったりきたり(苦笑)
このとき、学生生活一番仲良かったRちゃんが、そんな私を見て不思議そうに、
「せっかく気に入ったんやろ?いいやん、『自分の意思』で買うの決めたらいいやん」
と
なんだか雷をうたれたかんじでした
『自分』で決めていいんだ
相談や指示じゃなくて
自分がちゃんと『ほしい』から、買うんだ
その時初めて カウンターに立って
「これください」
と言えた気がしました
帰りもなんだかにやけて
袋抱えて寮に帰ったのを
いまでも鮮明に思い出します
地方に戻って
Rちゃんとは連絡が取れなくなりましたが、
心の中ではまだまだ親友さんです
初めて社会の扉を開くのを教えてくれたのですから(笑)
不思議と この一着だけ
色褪せずにずっとそばにいてくれています
いっときは ばあちゃんが
笑い話でよくみんなに披露していたものでした(笑)
このカーディガンは
いまでもわたしの宝物です(^^)
Posted by たいむ at 02:26│Comments(0)
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